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男子トイレに生理用品!?世間の反応は?サニタリーボックス設置の動きも

男子トイレに生理用品
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先日とある記事を見て驚きました。

男子トイレに生理用品が置いてあるという内容です。

「男子トイレでも生理用品を無料配布」

女性トイレには洗面台にナプキン・コットン・綿棒などが置いてあるのをよく見るようになりましたが、なぜ男子トイレに!?

生理用品を男子トイレに置く理由をまとめ、世間の反応を見てみました。

賛否が大きく分かれていて、男子トイレに生理用品を置くことへの理解が浸透するには時間がかかる印象でした。

この記事を書いた人

アラフォー主婦、中学生娘と小学生息子の母です。医者や専門家ではないけど、小学6年生から付き合ってきた生理、妊娠、出産を経験しているからこそわかる目線で生理用品について書いています。生理用品ってたくさんあるしどれが自分に合うのか使ってみないとわからない…。使う前に「これってどうかな?」「こんなものあるんだ」という発見のきっかけになればいいなと思います。あれこれいろんな生理用品を試すのを楽しんでいます♪

私自身は40歳になる頃から生理が2~3ヶ月来ないことが増え、生理になる薬で順調に来るようになったと思ったらまた止まり…を繰り返しています。

もしかしたら40代半ばで閉経するかもしれない状況です。

目次

男子トイレに生理用品を置いた理由

男子トイレ

最初は「男性に生理用品ってなんで?」と思いましたが、男性でも生理用品を使う場面があるようなのです。

男性が生理用品を使う場面
  • 尿漏れ
  • 潰瘍性大腸炎や前立腺がんなどの病気
  • 体は女性で心は男性の場合

痔で出血する時や、痔の手術をしたあとに男性でもナプキンを使用するようです。

手術後は出血はが止まっても分泌液が出るので、ナプキンを当てていないとパンツ、ズボンが汚れます。

病院ではガーゼを当てるようですが、帰宅後は自分でナプキンに替えて過ごすんですって。

ナプキンは夜用や量が多い日用はお尻までガードする造りになっているのでちょうどいいですね。

尿漏れ

尿漏れって女性だけの悩みかと思っていましたが、男性にもあるんですね。

男性用の尿漏れパッドが売られています。

普段、尿漏れパッドをしている人は、手持ちがなくなっている時にトイレに生理用品が置いてあると助かりますよね。

潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)や前立腺がん

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に炎症が起こり発症すると腹痛・下知・血便などの症状が出る難病の1つに指定されている病気です。

安倍晋三元首相の持病であることで潰瘍性大腸炎を知った人は多いかもしれません。

1日に何度もトイレに行くことになり、便意を感じてからトイレに行くまで我慢できないこともあるそう。

また前立腺がんや膀胱がんの場合も、排尿のコントロールができなくてズボンやパンツを濡らしてしまうそうです。

これでは常にトイレを意識した生活になるので、かなりのストレスになるでしょう。

我慢できなくて漏れてしまう時のために使えるのが生理用品なんです。

介護用おむつを使っている人もいるようですが若い男性だと抵抗があるでしょうし、持ち運ぶのにはかさばります。

ポケまま

サイズ的にナプキンが持ち運びやすいですよね

病気でナプキンを使っている人にとってはトイレに生理用品が置いてあると非常に助かるでしょう。

心は男性、体は女性の人

ここ数年でLGBTQへの理解が深まってきました。

体は女性だけど心は男性の人は男子トイレを使うこともあるでしょう。
(見た目が男性ならなおさら)

体が女性なので生理はあるはずです。急に生理になった時や、交換用のナプキンを持っていなかった時に男子トイレに生理用品が助かる人は多いと思います。

生理用品が男子トイレにあることのSNSの反応

男子トイレSNS反応

男子トイレに生理用品があることへの世間の反応をSNSで見てみました。

賛否はあるだろうなと思いましたが、男性が生理用品を使う理由を知らない人からすると「意味がわからない」「は?」意識になるようで、否定派の意見は辛辣なものが多かったです。

賛成派の意見

ポケまま

なんのために生理用品を使っているのかわかる人はすんなり受け入れられるみたいですね。

否定派の意見

ポケまま

生理用品は女性のものと思っている人は、男子トイレに生理用品がある意味がわからないようです。

女性用のイメージしかない「生理用品」だから違和感

ナプキンセット

最初は意味がわからなかった男子トイレに生理用品でしたが、使う理由を知れば「必要な人がいるんだ」と納得しました。

批判している人はなんのためかわかっていないから「男には必要ないでしょ」と思って批判していると思います。

でもそういう動きがあるには背景があるはずなので、考えて調べてから発言すればいいのにな~と感じました。

また「生理用品」のイメージが女性用でしかないのも批判される大きな要因のはずです。

だって生理用なんだから。

生理は女性にしかないんだから。

「男子トイレに生理用品」関連の記事を見ていると、ナプキンではなく「生理用品」と書いています。

ナプキンと書くと余計に女性用のイメージがあるのかなと勝手に考えてしまいました。

ポケまま

ということは「生理用品」は男性が使ってもいいものとして意識して表記しているのかな?

絆創膏がトイレにあっても不自然じゃないと思うんですよ。性別に関係なく使うものですもんね。

生理用品が「生理=月経」のためのアイテムなら女性用でしかないですが、「生理現象」のための生理用品なら男女関係ないですよね。

性別関係なく使えるようなネーミングやパッケージになれば男性も使いやすいのではと思っています。

男性用サニタリーボックスの設置も

サニタリーボックス

男子トイレに生理用品を置いた理由で使っている人からすれば、男子トイレにサニタリーボックスがなくて困っていたようです。

私は女性ですので、トイレにサニタリーボックスがあるのは当たり前でした。

男性はナプキンもおりものシートも使わないからいらないのかな?と思ったことはありましたが、尿漏れなどでナプキンを使っている人は、汚れたものを袋に入れて持ち帰ることもあるようです。

捨てる場所がない…というのは当事者からすれば過酷な状況です。

男子トイレにサニタリーボックスを置く取り組みがあるようで、これからは徐々に広がっていくのではないかなと思っています。

ただ、サニタリーボックスを置くだけなら簡単ですが、清掃時の作業が増えるわけですし、長時間捨てられないと臭いもしそうなので、どう管理していくか考える必要があると思いました。

困っている人に届くのが一番

SNSで見かけた記事でしたが、男性でもナプキンを必要としている人がいることを初めて知りました。

イメージは「女性が使うもの」と思っている人が大多数なので、今はまだ批判的な意見が多いと思いますが、なぜ必要なのかの理由がわかれば理解が広がっていくのではないかと思います。

また、「女性用の生理用品」ではなく「性別関係なく使える生理用品」ができれば男性は買う時の抵抗はなくなるでしょうし、男子トイレに置いてあっても違和感はなくなるはずです。

大事なのは、本当に困っている人に届くような取り組みだと思うので、偏見や中身のない批判によってなくならないように期待しています。

女性でも生理用品が買えなくて困っている人がいるので、生理用品にはまだまだいろんな問題が潜んでいますね…

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