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布ナプキンて危険性あるの?考えられる2つの理由|メリット・デメリットを解説

布ナプキンのリスク
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洗って繰り返し使える布ナプキンはゴミが出ず経済的ですし、肌に優しいメリットがありますが、Googleで検索すると「布ナプキン 危険性」と出てくるので、「危ない物なのかな?」と不安になるかもしれません。

ナプキンを捨てる物と思っている人からすれば、「洗って何度も使うなんて汚い!」と思うでしょうね。

布ナプキンが危険性があると言われる理由を考えてみました。

私の考えとしては布ナプキンに危険性があるとは思いませんが、経血を洗い流す時に注意したほうがいいこともあるので、詳しく解説しています。

目次

布ナプキンの危険性って本当?

布ナプキンの危険性

捨てるのが当たり前のナプキンなのに、経血が付いている布ナプキンを洗うのは「不衛生だし危険性があるのでは…」と思う人もいるかもしれません。

洗って何度も使うのは下着と同じことなのに、”経血を洗う”のを想像すると抵抗がある人のほうが多いと思います。

ポケまま

私も最初は信じられませんでした

布ナプキンを使うことで考えられる危険性をまとめました。

雑菌の繁殖が考えられるから|下着と同じじゃない?

布ナプキンは洗って繰り返し使いますが、しっかり乾かさず生乾きの状態になると雑菌が繁殖する可能性があります。

洗った後には風通しの良い所でしっかり乾かしましょう。

何度も使えるとはいえ、布ナプキンの寿命は3年ほどと言われています。

3年ほど使用した布ナプキンは臭いや汚れが落ちにくくなる

また外出時は交換した布ナプキンを帰るまで持ち歩かないといけません。

洗えばキレイになりますが、経血が付いた布ナプキンを持っていると聞くとイメージは良くありませんよね。

そういったことから「雑菌が繁殖しての危険性」とイメージされるのではないかと思います。

ただよく考えると生乾きによる雑菌の繁殖は下着でも同じですし、下着も長い間使っていると汚れてきますよね。

布ナプキンだから雑菌が繁殖して危険性が増す、というのは偏った意見かなと私は思います。

経血による感染症?|そこまで神経質にならなくてもいいけど心配なら医師に相談

布ナプキンの危険性で考えられるのが、血液による感染症になる可能性です。

血液による感染症にはC型肝炎、B型肝炎、HIVなどがあり、家族と共同で使う洗面所やお風呂で布ナプキンを洗うことで経血に家族が触れ、感染症を引き起こすのではないかということです。

自分の病気を自覚している場合は注意が必要かもしれませんが、病気ではない人がそこまで意識する必要はないと思います。

朝起きた時に経血が漏れて汚れた下着やシーツを洗うことはありますし、生理の時だけではなく怪我をしている時でも洗面所やお風呂は家族と一緒に使いますよね。

健康な人が布ナプキンを洗い流す時の経血で他の人に感染症がうつるかも、というのは極端な気がします。

ただし持病がある場合は医師に相談して布ナプキンを使うようにするといいいですよ。

\布ナプキンの選び方も/

布ナプキンに使われている素材

布ナプキンの生地

布ナプキンの素材はコットンなどの天然素材が使われていることがほとんどで、経血を吸収するように何層にもなっています。

使い捨ての紙ナプキンにはポリエチレンなどの化学繊維が使われていますが、天然素材の布ナプキンは肌に優しいのが特徴です。

布ナプキンは織り方によって素材の種類が違います。

ネル目が詰まった生地
丈夫で長持ちする
ニット目が粗く柔らかい
軽い
伸びがいい
つけ心地がいい
ガーゼ目が粗く通気性がいい
パイルタオルによく使われる素材
吸収力が高い
ワッフル生地の表面に立体的なマスが並んでいる
凸凹がある分、表面積が倍になり吸収力が高い

布ナプキンはいろんなメーカーから出ていますが、どこも肌に優しい素材を使いつつ吸収力が高いような作りになっています。

例えばオーガニック布ナプキン専門店のnunonaでは、オーガニックコットン100%の生地を使用し、吸収体にはパイル地を使っています。

肌が弱くかぶれやすい方は布ナプキンに使われている素材を確認して、天然素材のものを選ぶと肌トラブルが減りますよ。

布ナプキンのメリット!肌が弱い人におすすめ

布ナプキンの危険性と言われることについて説明しましたが、布ナプキンを使うことでのメリットもあるので詳しく解説します。

使い捨てナプキンとは違うメリットがあるんですよ!

布ナプキンが向いている人
  • 肌が弱くナプキンでかぶれやすい人
  • ナプキンを買う手間を省きたい人
  • ゴミを減らしたい人

肌に優しい!かぶれが軽減される

素材に合成繊維を使っている使い捨てナプキンに対し、布ナプキンは天然素材が使われているので肌に優しくかぶれにくいメリットがあります。

紙ナプキンの素材
  • 吸水ポリマー
  • ポリエチレン
  • ポリエステル

使い捨てナプキンのほうが吸水ポリマーがある分、吸収力はいいですが蒸れやすく、通気性のいい布ナプキンは蒸れにくいです。

合成繊維が肌に合わない人には布ナプキンで肌トラブルが軽減されることは考えられます。

繰り返し使えて経済的

布ナプキンは洗って繰り返し使うので、一度買うとしばらくは使い捨てナプキンのように毎月買わなくてもすみ経済的です。

<しあわせ素肌 20枚入り 470円の場合>

ナプキン1枚23円計算、1日に5枚使った場合

生理期間1週間

23円×5枚×1週間=1回の生理で805円

1年間 9,660円(3年で28,980円)

1年間でナプキンにかかる費用だけで9,660円になります。

布ナプキンはメーカーによって料金が違いますが、1枚1,500円~2,000円程度が多いです。

5枚買えば10,000円ですが、3年使えると考えるとナプキンを3年買った場合25,200円になるので、3年周期で考えると布ナプキンのほうが18,980円お得になります。

ゴミが出ない

布ナプキンは洗って繰り返し使うためゴミが出ません

夜用を使った後や、1日に何度も交換するとサニタリーボックスがすぐいっぱいになります。

女性が数人いる家族だと毎日誰かが生理になっている状態で、捨てたナプキンだけでゴミが大量に出ます。

布ナプキンならゴミを減らしたい、エコなことに貢献したいと思っている人にぴったりです。

布ナプキンのデメリット!手間がかかって面倒

布ナプキンはメリットが多いですが、デメリットも多いのが使いにくいところです。

何度も繰り返し使えるということはその分、手間がかかるということです。

よほど布ナプキンを使いたいと思っていないと、使い捨てナプキンのほうが使い勝手はいいでしょう。

ポケまま

使い方に慣れないと面倒に感じるよね

布ナプキンが向いていない人
  • 布ナプキンを洗うのが面倒だと思う人
  • 経血量が多い人
  • ナプキンを手軽に購入したい人

洗う・干す・しまうのが手間

布ナプキンは使った後、洗わないといけませんし干してしまわないといけません。

1日に3~4回交換したとしたら4~5枚洗わないといけないことになります。それを生理期間中毎日しないといけません。

洗うのはまとめてお風呂の時に洗えばそこまで手間ではないかもしれませんが、一度手洗いして他の洗濯物と一緒に洗濯し、干して取り込むのが面倒ではあります。

生理痛で辛い時に洗うことを考えると、手間がかからない使い捨てナプキンのほうが手軽でいいと思う人は多いでしょう。

外出先で交換すると持ち帰らないといけない

使い捨てナプキンは捨てたら手元には残りませんが、布ナプキンは持って帰らないといけません。

何個も経血が付いた布ナプキンをカバンに入れて持ち帰るのは抵抗がある人はいるでしょう。

小さい子どもがいる主婦だと子どものおむつを袋に入れて持ち帰ったり、服やタオルが汚れて持ち帰ることが多いので汚れ物を持ち帰るのに慣れているかもしれませんが、子どもがいない人は使った布ナプキンを持ち歩くなんて信じられない!と思うでしょうね。

量が多い時は漏れる可能性がある

布ナプキンは吸収力のことを考えて作られていますが、吸水ポリマーが入っている使い捨てナプキンと比べると吸収力は劣ります。

経血量に合わせて使えるようにサイズ展開されているので、日によって布ナプキンのサイズを変えるか、こまめに替えるしかありません。

布ナプキンと併用してタンポンや月経カップ、シンクロフィットなどと一緒に使うように工夫が必要です。

家族が使うものと分けないと混ざってしまう

女性の家族と生活していてみんな布ナプキンを使っている場合、どれが誰の布ナプキンかわかるようにしないといけません。

下着を家族で共有しないのと同じように、家族といえど布ナプキンの共有するのは衛生的に避けたいです。

デザインや色で分けて、誰の布ナプキンかわからなくならないようにしなくてはいけません。

手に入りにくい

布ナプキンはまだまだ認知度が低く、ドラッグストアなどの店頭にあまり売られていません。

ポケまま

使いたくてもどこで買ったらいいのかわからないと諦めてしまいますよね。

たまにドラッグストアで売っているのを見ることがありますが、知らないメーカーでただの布を使っているような商品だったりするので買う気になりません。

ネットショップで販売しているところがたくさんありますので、後ほどおすすめの布ナプキンを紹介しています。

自転車に乗ると違和感が…

布ナプキンは粘着テープではなく、ショーツの裏側に回したボタンを留めて使いますが、自転車に乗るとちょうど股にくるボタンが違和感になることがあります。

痛いまではいかないけど、「当たってるな」といった感覚です。

ボタンで留めないとズレるので仕方ないですが、使い捨てナプキンにはない違和感がありました。

布ナプキンを快適に使うには

布ナプキン

経済的だしエコにもなる布ナプキンですが、経血による感染症の危険性と聞くと不安になりますよね。

布ナプキンは衛生面に気をつけていればそんなに危ないものではありません。

少し工夫すれば快適に布ナプキンを使えますので、意識することをまとめました。

家族に触れないように洗う

感染症を気をつけるために、使い終わった布ナプキンを洗う時には経血や洗う水が家族に触れないように洗いましょう。

浸け置きをするなら専用の容器に入れる

ジップロック付きの袋に水と布ナプキンと洗剤を入れてもみ洗いをする

洗面所やお風呂で洗った後はキレイに洗い流す

家族とはいえ経血汚れを目にしたり、洗った後に汚れが残っていると次に使う人が気持ちのいいものではありません。

共有で使う洗面所やお風呂は他の家族も使うことを意識してキレイにしておきましょう。

洗ったらしっかりと乾かす

洗った布ナプキンが生乾きの状態だと雑菌が繁殖しやすいので、しっかり乾かすのが大切です。

布ナプキンは肌面・吸収面・防水シートでできているため分厚くなっており、涼しい時期だと乾くまでに時間がかかります。

風通しのよい場所で間を空けて干し、完全に乾いているか確認して取り込んでください。

3年で交換する(布ナプキンの寿命)

布ナプキンの寿命は3年と言われているので、購入してから3年経つと交換を意識しておきましょう。

使う頻度によって寿命は変わってきますが、交換の目安としては次のようなものがあります。

  • 洗っても臭いが取れない
  • 汚れが落ちなくなってきた
  • 肌ざわりがわるくなってきた

使っていて違和感があると交換時期だと思って、買い替えを検討してください。

布ナプキンの使い方

布ナプキン

布ナプキンの使い方は難しいわけではなく、交換頻度は市販の使い捨てナプキンと同じです。

使ったあと洗うことに慣れさえすれば、抵抗なく使えますよ!

1日の交換頻度は3~4回(経血量に合わせて)

布ナプキンの付け方はボタン

布ナプキンの洗い方は経血を落として洗濯機へ

交換頻度

布ナプキンの交換頻度は使い捨てナプキンを同じです。

経血量に合わせて交換すればいいですが、平均的には1日3~4回の交換です。

付け方

布ナプキンには粘着テープが付いておらず代わりにボタンがあるので、ショーツの裏側に通してボタンを留めて使います。

1枚で使えるタイプや、吸収体だけを交換するホルダータイプなど形の種類があります。

一体型使い捨てナプキンと同じように1枚で使う
ホルダー型ホルダーにセットした吸収体だけ交換する
プレーン型三つ折りにして使う

洗い方

布ナプキンを洗う時にはまず経血を落とす「もみ洗い」をしてから「浸け置き」をし「すすぎ」をすると説明しているところが多いですが、難しく考えなくても、経血が出てこなくなるまで洗い、ネットに入れて洗濯機で洗えばOKです。

交換後、長時間経過していたり、臭いが気になる場合は浸け置きをして念入りに洗いましょう。

家に帰ってきたら容器に入れて浸け置きしておき、お風呂に入るタイミングで洗うようにすればそんなに時間がかかりません。

新しいナプキンは油分が残っていて吸収力が悪いため、一度洗濯をしてから使うようにしてください。

布ナプキンの使い始めは水通しが必要!

おすすめの布ナプキン4選

布ナプキンはドラッグストアなどの店頭ではあまり見かけません。

使いたいと思ってもどこに売っているのかわからないと買いようがありませんよね。

ネットショップで買える布ナプキンのお店4つをご紹介します。

どこもオーガニックコットンを使用し、生理を快適に過ごせるような商品展開しています。

nunona

nunonaはオーガニック布ナプキン専門店で、女性が使いやすいように素材選びから開発までこだわって作られています。

一体型だけど吸収体が分かれている「3D布ナプキン」があり、洗いやすく通気性があるので初心者にも使いやすい構造になっています。

nunonaでは他にも布ナプキンを使いやすいように、生理期間を快適に過ごせるようなアイテムが販売されています。

nunonaで取扱っている商品
  • 布ナプキン
    • 昼用
    • 夜用
    • おりもの用
  • 吸水ショーツ
  • 母乳パッド
  • 洗剤・チャック付き袋

ジュランジェ

ジュランジェ公式サイト
画像転載元:ジュランジェ公式サイト

ジュランジェはおしゃれでかわいい布ナプキンが多いのが特徴です。

使い捨て布ナプキンやふんどしパンツ(ふんティ)など女性が快適に過ごせるアイテムを取り扱っています。

ジュランジェで取扱っている商品
  • 布ナプキン
    • おりもの用
    • 軽失禁用
    • ポーチ
    • 洗剤・チャック付き袋
  • 使い捨て布ナプキン
  • ふんティ
  • リラックスインナー
  • デリケートゾーンケア
  • 布マスクやアロマオイルなどの雑貨
  • ベビーグッズ

使い捨て布ナプキン「フリーナ」を使ったことを書いているので、興味がある方は読んでみてください。

「布ナプキンを使ってみたいけど合うかわからないしな…」と不安な人におすすめです!

サニーデイズ

サニーデイズ公式サイト
画像転載元:サニーデイズ公式サイト

サニーデイズはネットショップ「地球洗い隊」がスタートさせた布ナプキンのブランドで、カラフルな色合いが特徴的です。

布ナプキンの形やサイズ展開が多数あり、自分に合ったものが見つけやすいです。

サニーデイズで取扱っている商品
  • 布ナプキン
    • おりもの用
    • 軽い日用
    • 昼用
    • 夜用
  • 使い捨て布ナプキン
  • 布ナプキン用ショーツ
  • 布ナプキン洗濯洗剤・除菌消臭
  • チャック付き袋
  • 冷え改善アイテム

メイド・イン・アース

メイドインアース公式サイト
画像転載元:メイド・イン・アース公式サイト

メイド・イン・アースはオーナニックコットン専門店で、布ナプキンを取り扱っています。

シンプルなデザインで、派手ではない色合いが好みの方に向いています。

メイド・イン・アースで取り扱っている商品
  • 布ナプキン
  • インナー・パジャマウェア
  • アウター・ソックス
  • ベビー・マタニティグッズ
  • 寝具
  • タオル・バスグッズ
  • 石けん・洗剤

自分が使いやすい方法で使ってみて

布ナプキンが危険であるかどうかは、そこまで危険性が高いものではないと思っています(個人的見解です)。

”経血を洗う”というのは汚いイメージはあるでしょうが、怪我をしたら服に血が付くことはありますし、生理の時に漏れて汚れた下着やシーツを洗いますよね。

布ナプキンだけ危険性があるというのはおかしな気がします。

ただ慣れていないと使うのに手間がかかって面倒なのは事実なので、休みの日だけ使ってみる、量が少ない日に試してみるなど、シーンによって使い分ければいいのではないかと思います。

使い捨てナプキン以外の選択肢を知ることで、生理期間の過ごしやすさが変わってきますよ。

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