たんぽんのおすすめを紹介します!
タンポンには経血量に合わせて選べるようにサイズがありますし、吸収体がオーガニックコットンでできているタイプもあり、慣れていないとどれを使ったらいいいのかわからない人が多いのではないでしょうか。
中学生やたんぽんを使ったことがない人は特にわからないと思います
初心者はまず「レギュラーサイズ」のたんぽんから使ってみることをおすすめします。
レギュラーサイズを使ってみて漏れるようなら「多い日用」、量が少なくて抜いた時に吸収体の白い部分が多いようなら「軽い日用」にしてみるという選び方がいいでしょう。
たんぽんの選び方からおすすめのたんぽんまで詳しく説明していますので、自分に合ったたんぽんを見つけてもらえたらと思います。
友だちの「吸水ショーツって知ってる?」の言葉をきっかけに、生理用品を調べてみたら「めっちゃ種類あるやん!」ということに気付きました。
女性でも生理用品について知らないことが多く困る場面があるので、知ることで選択肢が増えて少しでも生理中の悩みが減ればいいな~と思っています。
アラフォー主婦、中学生娘と小学生息子の母です。医者や専門家ではないけど、小学6年生から付き合ってきた生理、妊娠、出産を経験しているからこそわかる目線で生理用品について書いています。
私自身は40歳になる頃から生理が2~3ヶ月来ないことが増え、生理になる薬で順調に来るようになったと思ったらまた止まり…を繰り返しています。
もしかしたら40代半ばで閉経するかもしれない状況です。
たんぽんの選び方
たんぽんには種類があるため、自分の経血量に合わせて選ぶ必要があります。
たんぽんの選び方の基準は次の通りです。
- サイズ
- 素材
- アプリケータ―付きかなしか
- コンパクトもある
それぞれ詳しく説明していますので、たんぽんを選時の参考にしてくださいね。
サイズを選ぶ
たんぽんにはナプキンと同じようにサイズがあります。
ソフィのたんぽんのサイズは以下の表のとおりです。
ライト | 軽い日用 |
レギュラー | 普通の日用 |
スーパー | 量の多い日用 |
スーパープラス | 特に量の多い日用 |
ナプキンも軽い日や多い日によってサイズを変えますよね。
同じようにたんぽんも経血量によってサイズを変えましょう。
たんぽんを抜いた時に吸収体の白い部分が多くある場合は、たんぽんのサイズに対して経血量が少ないので、1ランク下のサイズにするといいですよ。
動画でタンポンのサイズを比べてみています。
素材で選ぶ
肌が弱かったり、化学繊維のたんぽんを使うのに抵抗がある人は、オーガニックコットンのたんぽんを選ぶといいですよ。
たんぽんの吸収体の素材は、レーヨン・ポリエステルの化学繊維でできていますが、オーガニックコットンを使っているたんぽんもあります。
コットンは化学繊維に比べて繊維が柔らかく、優しい肌ざわりで肌への負担がありません。
肌に優しいたんぽんがいいならオーガニックコットン素材の商品をおすすめします。
アプリケーター付きかなしか
たんぽんはアプリケーター付きと、吸収体を直接指で入れるフィンガータイプがあります。
アプリケーター付きはプラスチックの筒の中に吸収体が入っていて、筒を挿入しピストン部分を押すことで吸収体が膣内に残る仕組みになっています。
たんぽんを初めて使う人や初心者はアプリケーター付きのほうが使いやすいです。
フィンガータイプは吸収体を直接持ち、指で膣内に押し込むので、たんぽんに使い慣れている人のほうがいいでしょう。
アプリケーターがない分、コンパクトでゴミが出ないメリットがあるんですよ。
コンパクトもある
アプリケーター付きのたんぽんに「コンパクトタイプ」があります。
ピストン部分がアプリケーター内にしまわれている状態で、使う際には引っ張って長くします。
あとは通常のたんぽんと同じ使い方をするだけ。
パックに付いているストローと同じだよ
筒が短い分、コンパクトで持ち運びやすいのがメリットです。
たんぽんの使い方
たんぽんの使い方は難しくありません。
カラダの力を抜いて、入れやすい体勢で入れましょう。
膣付近を触るので、タンポンを入れる時には手をキレイに洗いましょう。
量が少ない時に入れるとこすれて痛いかもしれないので、2~3日目の量が多い時に使うと入れやすいですよ。
アプリケーター付きたんぽんの使い方
アプリケータ―付きたんぽんは、慣れるまでは両手持つほうが入れやすいです。
慣れてくると片手で入れられるようになりますよ。
- 利き手でアプリケーターのギザギザ部を持つ
- ゆっくりとアプリケーターを膣に入れる
- アプリケーターを持っている指が膣口に触れるまで入れる
- そのままピストン部分を押し込む
- ゆっくりとアプリケーターを抜く
ヒモは膣から出ている状態です。
入れるのが浅いと違和感や痛みになるので、しっかり奥まで入れるようにしてください。
フィンガータイプのたんぽんの使い方
フィンガータイプはアプリケーターがありません。
説明書にフィンガーベール(指用手袋)がついているので、指を入れてはがしてください。
- 指にフィンガーベールを付ける
- 吸収体のフィルムをはがす
- ヒモを伸ばす
- 吸収体を膣に入れ、指の第2関節が入るまで押し込む
- 指を抜いて完了
ヒモはしまわれている状態なので入れる前に出さないと、膣内から取り出せなくなってしまいます。
自分の指で押し込むのがたんぽんに慣れていないと難しいので、アプリケーター付きたんぽんを使って、慣れている人におすすめです。
たんぽんを抜いたあとの捨て方
たんぽんは抜いた後、トイレに捨ててはいけません。
経血を吸収するようにできているため、水を含むと膨張するので、トイレに流すと詰まる可能性が大です。
ゆっくりヒモを引っ張って抜きますが、抜けた瞬間、トイレの水に浸かってしまうかもしれないので、トイレットペーパーで受け止めるといいですよ。
そのままトイレットペーパーにくるんでサニタリーボックスに捨てましょう。
吸収体が経血を含んでいるので、トイレットペーパーを何重にもしておかないと経血が染みてきます。
もちろんタンポンが入っている袋、アプリケータ―もサニタリーボックスに捨ててください。
万が一、たんぽんをトイレに流してしまった時のために、対処法が書いてあります。
おすすめのたんぽん7選
おすすめのたんぽんを特徴別に紹介します。
ドラッグストアだとナプキンのコーナーにありますし、ネットショップでも購入できます。
たんぽんてこんなに種類があるんだね
ソフトタンポンレギュラー【初心者向け】
たんぽん初心者はまずレギュラーサイズから使ってみましょう。
レギュラーを使っていても経血が漏れる場合は、スーパーかスーパープラスを使うようにしてください。
あまり経血を吸収していないようなら量が少ないので、ライトにするといいですよ。
コンパクトレギュラー【持ち運び便利】
外出時に持って行く人や、かさばるのがイヤな人にはコンパクトタンポンのレギュラーがおすすめです。
通常のたんぽんよりも短いのでポケットに入れやすく、持ち運びに便利なんです。
使う時にアプリケーターを引き出すだけで簡単に使えます。
ソフトタンポンスーパー【量が多い人】
レギュラ―サイズのたんぽんで漏れる人、経血量が多いとわかっている人は「量の多い日用」のスーパーを使いましょう。
それでも漏れるようならスーパープラスがあります。
スーパーと同じ大きさなのに吸収力は1.3倍なんですよ。
ソフトタンポンライト【量が少ない人】
経血量が少ない人、レギュラーサイズのたんぽんを使って吸収体の白い部分が多く残っている場合、生理の始まりや終わりかけで少ない日は、ライトサイズで十分でしょう。
吸収体が一番小さいサイズです。
ただし経血量が少ないとタンポンを入れる時に摩擦で痛いことがあるので、痛みを感じる時はたんぽんの使用をやめてナプキンにしましょう。
オーガニックコットンレギュラー【素材で選ぶなら】
肌が弱い、化学繊維に抵抗がある、オーガニック素材がいいという人には、オーガニックコットンのタンポンがあります。
生理だからって不快な思いをしながら過ごすのはストレスですよね。
少し値段は高くなりますが、肌にやさしく、余計なストレスを感じなくてすむたんぽんです。
サイズはレギュラー・スーパー・スーパープラスがあります。
ナチュラムーンタンポン【ソフィ以外】
たんぽんはほぼソフィから出ていますが、ソフィ以外に「ナチュラムーン」のたんぽんもあるんですよ。
ナチュラムーンは多くの女性がより幸せに満ちた日々を過ごせることを願うブランドで、生理用品だけではなく化粧品や入浴剤など、女性のための商品がたくさんあります。
オーガニックコットン100%使用し、アプリケーター付きでレギュラーとスーパーがあります。
2019年に製品化された、まだ新しいたんぽんです。
エルディタンポン【慣れている人向け】
たんぽんに慣れていて、アプリケーターがなくても入れられるひとにはエルディタンポンがおすすめです。
アプリケーターがない分かさばらないので1箱に入っている数が多く、ゴミが出ないのでエコです。
すき間にフィットしやすいような形状になっていて、漏れにくいのが特徴です。
指で入れるのが怖くない人はぜひ試してみてください。
たんぽんを使うと便利な場面
たんぽんを使うと便利なのは次のような場面です。
- プール
- 海
- 温泉
- スポーツをする時
プールや海に行く予定が、生理になって入れないのは残念ですよね。
学生は学校の授業でプールがありますから、女子は生理がかぶる時はあります。
たんぽんを使えるようになっていたら、生理でもプール・海に入れるようになりますよ。
授業、見学したことあるよ
温泉にも入れますが、裸になるので股の間からヒモが見えるのが気になるところです。
生理でも温泉に入ろうと思ったら『月経カップ』が一番おすすめです。
慣れるまで使い方が難しい月経カップですが、たんぽんよりも生理中を快適に過ごせるアイテムなので、詳しくはこちらの記事を読んでみてください。
激しい動きをするスポーツの時も、たんぽんを使うと生理を気にせずにプレイできます。
ナプキンだとズレるのや漏れるのが気になって集中できないことがありますよね。
中で経血を吸収するたんぽんなら、ナプキンで感じる煩わしさがまったくありません。
たんぽんを使う時の注意点
たんぽんを使う時にはTSS(トキシックショック症候群)に気をつけないといけません。
TSSとは、黄色ブドウ 球菌の産生する毒素が原因で起こる急性疾患のことです。TSSの初期症状としては、突然の高熱を伴って発疹・発赤、倦怠感、嘔吐、下痢、粘膜充血などがあります。このような症状があらわれた場合には、直ちに医療機関で治療を受けないと血圧低下などのショック症状に至ることがあります。
引用元:ソフィホームページより
起こる確率は非常に低いと言われてはいますが、TSSにならないためにたんぽんを使うなら次のことに気をつけましょう。
- たんぽんを連続して使わない(ナプキンと交互に使う)
- 1回のたんぽんの使用は8時間を超えない(8時間を超える就寝の時は使わない)
- 過去にTSSを引き起こしたことがある人は使わない
注意点を守って使用することでTSSを引き起こす可能性を減らすことができますので、連続して使わないようにしてください。
たんぽんによくある質問
- 生理タンポンとナプキンどっちがいい?
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どちらでもいいですが、場面によってナプキンだと不安な時にはタンポンにするなど、使い分けられるのが一番いいと思います。
- タンポンは漏れないですか?
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中で経血を吸収するので基本的には漏れないですが、サイズが合っていない、経血量が多い場合は漏れることがあります。不安ならナプキンと併用することをおすすめします。
- タンポンを入れるとき痛いですか?
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カラダの力を抜いて正しい向きに入れれば痛くありません。
- お風呂の後にタンポンは変えるべきですか?
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タンポンはヒモが出ているため、お風呂に入ると水を吸収します。そのままにしておくと不衛生なので変えるようにしましょう。
- たんぽんしたままトイレはできる?
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トイレはできますがおしっこがヒモにかかってしまうので、濡れないようにヒモを持っておくといいですよ。