月経カップの入らないやどこまで入れるか不安を解消！使いこなせれば寝る時も快適♪

寝る時に使えば漏れる心配もなく、朝までぐっすり寝ることができます。

ただ初めて使う時や使い方に慣れていない時は入らない、どこまで入れるかわからない、など不安なこともたくさんあります。

慣れるまでにはコツが必要なので、何度か使ってコツをつかみましょう。

ステムが邪魔なら切るのもアリなんですよ。

月経カップが入らない、どこまで入れるかわからず不安、本当に寝る時漏れないの？といった不安を解消します！

使いこなせれば便利な月経カップなので、不安をなくして使えるようになってほしいです。

月経カップが入らない？どこまで入れる？力の入れすぎ・びびっている・折り方が理由

月経カップがうまく入らない理由がわかれば対処法がわかってきます。

どこまで入れるのがいいのかは、使っていくうちにわかってきますよ。

意外と心理的な要因で入らないこともあるのであまり怖がらずに何度も使ってみましょう。

月経カップが入らない原因は、力の入れすぎ、びびって入れられない、月経カップの折り方が考えられます。

1つずつ詳しく解説します。

力の入れすぎ

月経カップは膣の中に入れるので、「怖い」意識がある人が多いです。

自分でグッと押し込んで入れるなんて痛そうだし怖いですよね…

• 月経カップに慣れていない
• タンポンを使ったことがない
• 性交渉をしたことがない
• 出産をしたことがない

このような人は月経カップを最初からうまくは使えないでしょう。

「うまく使えるかな」「どこまで入れるかわからないし、怖いな」と思っていると、無意識に体に力が入ります。

しかもコンパクトな月経カップとはいえ、「膣の中に入れる」と思って実物を見ると「本当にこれが入るの！？」「うまく入れられるかな？」と不安なサイズです。

びびってしまうのは仕方ありません。

月経カップを使う時は「体の力を抜くこと」が重要になってきますので、力が入った状態では入らないんですよね。

力が入っていては、押し戻されて出てきてしまいます。

息は止めずに入れてください。

入らない時は一旦入れるのをやめて、リラックスして落ち着てからもう一度試してみましょう。

びびって奥まで入れられない

月経カップは子宮口の入り口で経血を受け止めるものなので、怖がって浅いところで止めてしまうとうまく入らないです。

慣れてない人はどこまで入れるのか位置がわからず怖いですよね。

月経カップ全体が膣内に入るまで、グッと押し込みましょう。

うまく入れば違和感がないので、違和感があるならフィットしていない証拠です。

折り方

月経カップは膣に入れる時に折らないと入らないので、折りたたむ必要があります。

開いた輪のままでは入りません。

ちゃんと折れていないと入れる時に広がってしまい入りません。

折り方にはいろんなタイプがあるので、自分にはどの折り方が合っているのか見つけるとスムーズに入れられるようになりますよ。

目安は「人差し指の第2関節」

どこまで入れるのかわからない場合の目安は、「人差し指の第2関節」までと思っておきましょう。

入れる時に月経カップの先が開かないように持ち、リラックスして挿入します。

人差し指の第2関節まで入れたら指を抜きましょう。

折った月経カップが「ぱこっ」と開く感覚があればOK。

開いてないようなら、月経カップの底を持ってゆっくり回転させると開きますよ。

入れた後に出て来ず、違和感がなければちゃんとした位置にフィットしています。

どこまで入れるのかわからず位置が浅すぎると動いているうちに出てきてしまうので、月経カップがフィットするところまで入れるのがポイントです。

同じ月経カップで3周期は試してみる

月経カップを試してみたけど、どこまで入れるのかわからないしうまく入らないからとすぐに諦めるのは早いです！

最低でも同じ月経カップを3回の生理で試してみましょう。

生理は月に1回ですし、期間は1週間ぐらい。

1回で月経カップのコツをつかむのは難しいです（つかめればもちろんいいですよ）。

日によって経血の量も違うので、使いやすさはタイミングも関係してきます。

最初に入らないからといって諦めず、せめて3回の生理で試してみて、入れ方、折り方、感触を確かめでいきましょう。

どこまで入れるかわからなかったのが、「このへんかな？」と試しているうちにわかってきます。

寝る時も違和感がないか、漏れていないかを確認しながら使いましょう。

快適に過ごすためのアイテムなのに、違和感があって眠れないなら寝る時に使う意味がありません。

活動中と寝る時では体勢が違うので、使ってみてどうなるか感じてみてください。

どうしても月経カップが合わないと確信してから、サイズやメーカーを検討したり、使うのをやめるのか判断するほうがいいですよ。

月経カップは5000円前後するアイテムなので、すぐに諦めるのはもったいなさすぎます！

タレントのSHELLYさんが月経カップの解説をしている動画がとてもわかりやすいです。

【SHELLYのお風呂場】

月経カップを入れる時のコツ

月経カップを入れる時にはコツがあります。

膣内で月経カップが開いてないなと思ったら、腰を回してみるとぱこっと開くことがあります。

トイレに座った状態だと入れにくく余計に「入らない！」と焦るので、慣れるまではお風呂場で足を開いて入れるのがおすすめです。

お風呂場なら汚れても洗えますし、どこまで入れるかわからない！となった時に体勢を変えてチャレンジしやすいです。

「この辺かな？」と位置を確認しながら入れてみましょう。

外出先ではゆっくり入れられないと思うので、慣れるまでは家で入れるのがいいですね。

月経カップは洗って何度も使えます。

膣の中に入れるので煮沸して清潔にする必要があります。

洗い方について詳しく書いていますので参考にしてください。

寝る時にも漏れる心配なし！

月経カップは膣の中で経血を受け止めるため、寝る時でも漏れる心配はありません！

サイズによりますが4～8時間、大きいものなら12時間使用できるので寝る時に使わない理由はないです！

うまくフィットしているかわからなくて不安、漏れるのが心配な人はナプキンをしておくと安心です。

寝る時は横になるし、寝返りもうつので漏れるのが心配かもしれませんが、正しい位置に入っていれば漏れません。

仕事の日は朝に余裕がないでしょうから、休みの前日の寝る時に試すと朝ゆっくり取り出せます。

どうしても不安な場合は、日中だけの使用にして寝る時はナプキンにする、など使いわけるといいですね。

ステムの正しい位置は膣内

月経カップの底にはステムという尻尾のような部分が付いています。

ステムは取り出す時の目印の役割をしていて、ステムに沿って月経カップの底をつかんで取り出します。

どこまで入れるのかというと、ステムは膣内に入っているのが正しい位置です。

ステムが膣より出てしまう位置だと、月経カップが正しい位置に入っていません。

ショーツで押されたりこすれることで違和感や痛みを感じることもあります。

浅い位置だとズレてしまい、漏れる原因にもなりますよ。

入れた時は膣の入り口に出るか出ないかぐらいの位置にステムがありますが、動き出すと自然に奥に入っていきます。

ステムがあることで迷わず取り出せます。

邪魔なら切るのもアリ！

ステムがどうしても邪魔になる、長くて出てしまう場合は切るのもアリです。

リング型のステムもありますが、尻尾タイプに比べると幅があるので人によっては違和感があるかも。

ステムを切る時は、斜めに切らないようにしましょう！平行に切るように。

膣内に入るものなので、斜めに切ると先が鋭利な状態になり当たった時に痛いですよ。

位置が悪く、寝る時に当たると気になって眠れません。

最初から短く切るのではなく、少しずつ違和感がなくなるところまで短く切るほうが「切りすぎた！」と失敗しませんよ。

切るのは取り出すコツもつかめてからのほうがいいですね。

慣れないうちはステムを目印にすると月経カップをつかみやすいので、切るとつかみにくくなるかもしれません。

慣れてからステムを切る人はけっこういますよ。

取り出す際、ステムを引っ張らない

月経カップの形状を見ると、取り出す時に引っ張る用のステムだと思う人が多いはずです。

私もそう思っていました。

実際はステムを引っ張るのはよくありません。引っ張ると切れてしまう可能性があります。

もし邪魔で切ると短くなっているのでつかめませんもんね。

月経カップは膣内で密着しているので、取り出す時は底を少し押しつぶして空気を入れることで膣壁と離れ、取り出しやすくなります。

密着したままステムを引っ張ると逆になかなか出て来ず、痛みを感じるのでやめましょう。

ステムは月経カップの底をつかむための、位置を確認するガイドとイメージするといいです。

ステムに沿って指を入れると底の位置がわかりますよね。そのまま指を沿わせて底を押して空気が入るようにしてください。

もし月経カップが奥まで入り込んでしまったら、中腰になっておなかに力を入れると月経カップが下の位置まで降りてきます。

「大」をする時のようにいきむといいですよ。

漏れるのが心配なら吸水ショーツを履いてみて

月経カップの使い始めはうまく入れられず、経血が漏れることもあります。

ナプキンをつけている人は「吸水ショーツ」を履くのをおすすめします。

吸水ショーツはナプキンがなくても経血を吸収するようにできているので、もし月経カップを使っていて漏れても大丈夫です。

月経カップを使って、ナプキンをつけずに吸水ショーツを履いていたら、生理ではない時と同じように過ごせますよ！

諦めずに何度も試すことで使えるようになる

月経カップを使い始める時はうまく入らないことのほうが多いです。

どこまで入れるのかもわからず、うまく使えなくてやめてしまう人もいます。

• 力が入りすぎている
• 怖がって奥まで入れられない
• 折り方が合っていない
• すぐ諦める

最初のうちはうまく使えないと思って、最低でも生理周期3回は試してみましょう。

使うことで持ち方、入れ方、折り方など自分に合った使い方がわかってきます。

違和感がなくなるとうまく入っているので、その感覚をつかみましょう！

漏れたからって「失敗した」と思わず、自分の入れやすい入れ方を見つけるのが大切です。

どうしてもステムが邪魔な場合は切るのもアリです。

少しずつ切るようにして、邪魔にならない長さにしてくださいね。

どこまで入れるのかわかりスムーズに使えるようになると寝る時にも大活躍ですし、生理期間を快適に過ごせるようになるので、コツをつかむまでがんばってみてください！

月経カップをやめてしまった人の意見はこちらに書いています。