子どもが中学生にもなると友だち同士で計画して遊びに行きますが、女の子はプールの予定に生理がかぶりそうになることも!
せっかくのプールなのに生理になって入れないなんてもったいない!
生理でもプールに入る方法はあるんですよ!
プールの日に生理がかぶりそうならたんぽんを使うことを考えてみてください!
たんぽんだと経血が外に出てこないつくりになっているのでプールに入れるんです。
※量が多い人は出てくることがあります。
使ったことがない人はたんぽんの使い方とコツを読んで、生理を気にせずプールに行って楽しい夏休みにしましょう~!
たんぽん以外に生理でもプールに入れる方法があるので、自分に合う方法を試してみてください!

友だちとプールの予定あるのに…生理がかぶりそうかも…なんとかして入りたい!



生理でもプールに入る方法は、まずたんぽんを考えるよね
アラフォー主婦、中学生娘と小学生息子の母です。医者や専門家ではないけど、小学6年生から付き合ってきた生理、妊娠、出産を経験しているからこそわかる目線で生理用品について書いています。生理用品ってたくさんあるしどれが自分に合うのか使ってみないとわからない…。使う前に「これってどうかな?」「こんなものあるんだ」という発見のきっかけになればいいなと思います。あれこれいろんな生理用品を試すのを楽しんでいます♪
プールの日に生理がかぶりそうでも入る方法


プールの日に生理がかぶりそうでも、入る方法はいくつかあります。
知っていれば自分に合った方法で入れるので、知っていて損はありません。
それぞれ使い方も詳しく説明します。
たんぽん
たんぽんとは膣内に入れて直接経血を吸収する生理用品です。
ナプキンは出てきた経血を吸収するのに対し、たんぽんは出てくる前に膣内で吸収してしまうので、外に経血が出ないからプールでも使えるんですよ。
使ったことがある人からしたら当たり前に知っている生理用品ですが、若い子は知らない人が多いようです。



生理でもプールに入る方法でたんぽんはポピュラーだと思ってたけど、知らない人もいるんだね!
もしたんぽんを使ってプールに入る方法を知らなくて諦めていたんだとしたらもったいないことです!
でも膣の中に入れるので使ったことがないと怖いですよね。
最初はうまく入らないかもしれないので、入りたいけどプールの予定にかぶりそうなら事前に練習しておくのをおすすめします。
たんぽんの使い方


- たんぽんの筒の真ん中を持ち、ヒモが出ていないほうから膣に挿入する
- もう片方の手で後ろ(ヒモが出ているほう)を押す
- 奥まで押し込んだらゆっくり引き抜く
手順はこれだけなのですが、うまく入らないと痛い、違和感があることもあるので次の点に注意しましょう。
簡単にできる生理でもプールに入る方法なので、使い方を知っておいて損はないですよ!
たんぽんを使う時のコツ
たんぽんを使う時のコツは次のとおりです。
- 奥まで入れる
- 力を抜く
- 斜め後ろに入れる
- プール後はすぐに取り出す
- 家で練習する
たんぽんは思っているより奥まで入れますので、筒を持っている指が膣の入り口に触れるまで入れましょう。
「そんなに奥まで!?」と怖いかもしれませんが、入れるのが浅いと経血がうまく吸収されず漏れてしまったり、座ったら痛いなど不快感があります。
思い切って奥まで入れるのが大事ですよ。



正しい位置に入れば痛くないので怖がらずに
「怖い」「痛い」と思っているとカラダが強張って力が入ってしまい入れにくくなるので、カラダの力を抜いて入れてください。
膣の形状は後ろに傾いているので、まっすぐ入れるのではなく少し背中側に向けて斜めに入れましょう。
たんぽんのプラスチック部分はつるっとしているので、向きが合っていれば痛くなくスルッと入りますよ!
たんぽんはヒモが外に出ているので、ヒモから水を吸収することがあります。
水を吸収したたんぽんを長時間膣内に入れておくのは衛生上よくないので、プールからあがったら取り出してナプキンにしてから帰りましょう。
生理でもプールに入る方法がわかったからと、入れっぱなしにしていてはいけません。
\タンポンの選び方を知りたいなら/
月経カップ


たんぽんと同じように膣の中で経血を受け止める第3の生理用品の「月経カップ」を知っていますか?
たんぽんは経血を吸収しますが、月経カップは経血を溜めます。
入れ方にコツはいりますが、慣れてしまえば漏れることもなく普段通り過ごせるので便利なんですよ!
プールでかぶりそうな時に月経カップを使うメリットは次のようなことがあります。
- ヒモがないから何も出ない
- ヒモがないから水を吸収しない
- 普段通り過ごせる
ヒモがないから何も出ない
月経カップはヒモがないので、たんぽんのように股からヒモが出ていることがありません。
たんぽんはヒモがピロ~ンと出ているのがイヤなんですよね…
月経カップは指で取り出すのでヒモはついてないんですよ。
ヒモから水を吸収することがない
月経カップはヒモがないので水を吸収することがありません。
たんぽんでプールに入るとヒモから水を吸収することがあります。
長時間取り出さないと水を吸収して膨らみ過ぎて取り出す時に痛かったり、衛生上よくありません。
その点、月経カップは水を吸収する心配はなく生理でも気兼ねなくプールに入れます。
普段通り過ごせる
月経カップは8~12時間使えるので、ナプキンのように交換の手間がかかりません。
たんぽんのようにヒモが出ることもありません。
生理中でも普段通り過ごせるんです。
普段通り過ごせるということは、プールにも入れるんです!
生理中でもプールにスムーズに入る方法では月経カップが一番じゃないかな、と個人的に思います。


ただ、カップを膣内に入れるのでコツをつかむまでに時間がかかるのと、入れるのが怖いといったデメリットがあります。
生理用水着(量が少ない日)
生理が始まった時や終わりかけで量が少ない日にプールにかぶりそうなら、生理用水着もあるんですよ!
今はナプキンがいらないショーツ、直接経血を吸収する「吸水ショーツ」がありますが、水着用があるんです!
使い方は水着の下に履くだけ。
1回この吸水ショーツで経血を受け止めてくれるんですね。
たんぽんや月経カップに抵抗があるなら一度使ってみるといいですよ。
多い日に使うと染み出してくる可能性があります。
履くだけなら簡単だし安心できるプールに入る方法ですね。


絞って使えるセームタオルが更に便利
セームタオルは吸水力がよく、絞れば吸水力が復活するので何度でも拭き取ることが可能です。
生理の時のプールでは水から上がった時に経血がドバっと出て漏れるのが心配ですよね。
セームタオルならカラダを拭くたびに絞って何度も使えます。
赤色にすれば経血が付いても目立ちません。
プールの時に赤いセームタオルを持って行くと万が一、経血が漏れた時に拭き取れて便利ですよ!


ナプキンを使う方法(おすすめはしない)


たんぽんの練習する暇もなく生理でプール当日を迎えてしまった時に、どうしても入りたいならナプキンを使う方法があります。
注:ナプキンしたままプールに入る方法ではありません!
ナプキンで入ると水を吸収して経血を吸収しなくなるのでやめましょう。
プールに入る直前まで水着にナプキンをつけておき、入る前にトイレに行ってナプキンを取る
あがったらすぐにトイレに行ってナプキンをつける
プールに入っている時には水圧がかかって経血が出にくくなります。
これがプールの時にナプキンを使う対策方法ですが、あまりおすすめはしません。
水圧で経血が出にくくなるとはいえ、まったく出ないわけではなく、2日目3日目の量が多い時だと出てくることもあります。
プールからあがる時に水圧がなくなって一気にドバっと出ることもあります。
この方法でプールに入るなら経血が出てきた時に拭いてもわかりにくい、濃い色のタオルを持って行くようにしましょう。
遊びでプールに行くとあがったり入ったりしますよね。そのたびにナプキンをつけたり経血のことが気になるのがおすすめしない理由です。
低用量ピル(生理日を移動させる)


プールの日に生理が来ないように、低用量ピルを飲むのも方法の1つです。
低用量ピルは生理日を早めたり遅くしたり、移動させることができます。
低用量ピルを飲んでいる間は生理が来ないので、プールの予定が終わるまで飲んでいれば大丈夫です。
飲むのをやめれば2~3日後に生理が来ます。
早めたい場合は「生理が来てほしくない期間」の前の生理の時から飲み始めることになるので、予定が早くわかっている時にできる対策です。
低用量ピルは人によっては頭痛や吐き気、胸の張りなどの副作用が出ることがあるので、利用するなら早いうちから飲んで慣れておくほうがいいです。
どんなに対策しても、プールに入りたいなら生理が来ないのが一番いいですもんね。
低用量ピルはドラッグストアでは買えず、病院で処方してもらう必要がありますが、今はオンライン診療で処方してもらえるので便利ですよ!
アプリで生理日を管理する
対策したいけど生理がいつ来るかわからなくてできないなら、生理管理アプリで生理を記録しておくと前もって対策しやすくなります。



かぶりそうかわからない…
生理用品のソフィのサービスに「ソフィガール」という生理管理アプリがあります。
シンプルなので中学生にも使いやすく、生理周期を把握するのにおすすめです。
記録をすることで次の生理予定日がわかるので夏休みよりも前から記録しておくと、プールの予定にかぶりそうかわかりますよ。
かぶりそうな日をずらして予定をたてることもできますもんね。
ソフィガールの口コミを調べていますよ~。


シンクロフィットでプールには入れない
股にぴったり付けることで経血を吸収するシンクロフィットを付けてプールには入れません!
シンクロフィットはトイレに流せるアイテムなので、水で分解される仕様になっています。
シンクロフィットを水に浸けてみました。




しばらく水道水に当て、30分水に浸けて指でモニモニしたら、モロモロになってしまいました…



ダメだ、こりゃ
すぐに分解するわけではないですが、プールだと水中で動き回るし擦れてもっと早くモロモロになるかもしれません。
付けてもあまり意味がないし、分解されて水中に漂ってしまうかもしれないのでシンクロフィットを付けてプールに入るのはやめましょう。
さらに30分水に浸けたら、もう粉々になってきました。
写真ではわかりにくいですが、水の中には繊維質が浮いています。


生理でもプールに入る方法はある!
楽しみにしていたプールの日に生理になっても入る方法はあります!
生理にかぶりそうだからって諦めなくていいんですよ!
- たんぽん
- 月経カップ
- 生理用水着
- 低用量ピル
生理でも自分で対策できることはあります。
アプリで生理を管理しておけば、プールの予定にかぶりそうかどうかわかり、事前に対策できます。
生理でもプールに入る方法を知って選択肢を増やしておくのは大事なことです。
経血が外に出ない生理用品、生理をコントロールできるやり方などでうまく生理と付き合って、思い切りプールを楽しんでくださいね!



入りたいならどれかを試してみるといいよ
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