災害が起きた時のために用意しておく防災グッズ。
セットで買っても個別で自分で用意してもいいですが、本当に必要なものを入れるのが大切です。
女性は特に生理用品を忘れずに入れておかないと、避難した時に生理だと困ってしまいます。
今は救援物資で生理用品はすぐもらえることもありますが、合わないメーカーのものだとストレスになりますよね。

文句を言うわけにいかないし…
本当に必要なものは自分で用意しておくに限ります。
生理用品がどれくらい必要かは、自分の生理の様子、想定する日数を決めて用意するといいでしょう。
生理用品はすぐ劣化するものではないですが、どれくらいもつのか不安なので用意しっぱなしではなく、時々中身を確認して新しいものに変えていくと古くなって使えない!となるのを防げます。
女性の防災グッズに本当に必要なもの「生理用品」を中心にまとめています。
自分で揃えるのが面倒なら、女性用のグッズが揃っているセットを買えば安心です。
緊急時に冷静に対応できるように、思い立った時に用意しておきましょう。


アラフォー主婦、中学生娘と小学生息子の母です。医者や専門家ではないけど、小学6年生から付き合ってきた生理、妊娠、出産を経験しているからこそわかる目線で生理用品について書いています。生理用品ってたくさんあるしどれが自分に合うのか使ってみないとわからない…。使う前に「これってどうかな?」「こんなものあるんだ」という発見のきっかけになればいいなと思います。あれこれいろんな生理用品を試すのを楽しんでいます♪
防災グッズに本当に必要なもの!女性は生理用品が必須!


女性の防災グッズで生理用品は本当に必要なものですよね。
「救援物資でもらえるだろう」と思わず、自分に合ったものを用意しておきましょう。



どれくらいもらえるのかもわかりませんしね。
<女性に本当に必要なもの>
ナプキン・トイレットペーパー・ウェットティッシュ・ゴミ袋(できれば色付き)・サニタリーショーツ
ナプキンはケガをした時に止血にも使えるので用意していると便利です。
トイレットペーパーは物資にもあるでしょうが、予備として持っておくと安心です。
水が十分にない時のことを考えるとウェットティッシュは何かと役に立ちます。
生理用品を捨てるゴミ箱がないかもしれないので、色付きのゴミ袋を入れておいて使用済みのものを入れるようにしましょう。
生理の時にはサニタリーショーツが安心。入れる下着をサニタリーショーツにするといいですよ。
- 自分に合った生理用品を入れる
- 濡れないように
- 定期的に見直して新しい物に交換する
自分に合った生理用品を入れておく
いくら救援物資があるとはいえ、どれくらいもらえるのか、タイミングや自分に合ったもの、と考えると前もって自分で用意しておいたほうがいいです。
肌に合わない、普段使ってるものではないとなると困るのは自分です。
救援物資に入っているのはナプキンがほとんどだと思いますが、ナプキンを使っていない女性もいます。
たんぽん・月経カップ・吸水ショーツなど
ナプキン以外の生理用品が物資として入っている可能性のほうが低いので、自分が使っているものを防災グッズに入れておくのが大切です。
ジッパー付き袋で濡れないように
生理用品はまとめてジッパー付きの袋に入れておきましょう。
土砂災害や洪水で避難する場合、濡れてしまうかもしれません。
本当に必要なものを入れているのに濡れて使えないでは意味がありません。



濡れないように
新しいナプキンを買った時の包装のまま入れてもいいですが、空気が入っていてかさばるんですよね。
防災グッズは生理用品だけではないので、なるべく容積を減らすためにも必要枚数だけを入れるのがいいですよ。



包装のまま入れるなら薄めのナプキンを選ぶといいよ
見直した時に新しいものにしておく
防災グッズは一度用意して安心ではありません。
いざ使おうと思った時に劣化して使えないでは意味がありません。
1年に1度など中身を確認して新しいものに交換していきましょう。
生理用品がどれくらいもつのかは、エリエールのサイトによると目安は3年と書いてあります。
未開封の状態で高温・直射日光があたらない場所に保管した場合は目安として3年はお使いいただけます。また、3年を経過したからと言って、使用できなくなるのでは無く、吸収剤(ポリマー)の変色やずれ止めテープ、ギャザーの糸ゴムなどをご確認いただき、劣化が見られない場合は3年を過ぎてもお使いいただけます。
引用元:エリエール公式サイト
時間が経つと防災グッズに入れている生理用品と違うものを使うようになっているかもしれません。
本当に必要なものは定期的に見直して普段と同じものを入れるようにすると災害時でも安心です。
ナプキンはどれくらい入れる?避難日数を想定して


避難生活はどれくらい続くかはわかりません。
ナプキンをどれくらい用意したらいいのかわからない場合は、生理時のナプキンの交換頻度と避難日数を想定して用意しましょう。
交換頻度:1日に5回×想定避難日数:3日=15枚
避難生活になると交換頻度は少なくなるはずなので、3日の避難生活で15枚あれば十分です。
あまり入れすぎるとかさばりますが、防災グッズに余裕があって心配なら多めに入れておくと安心です。



昼用と夜用を用意しましょう
フェムテックアイテムを入れるのもアリだけどお手入れが大変


生理用品はナプキンだけではありません。
今はいろんなフェムテックアイテムがあります。
ナプキン以外の生理用品で過ごすほうが快適かもしれませんが、避難所生活は普段の生活とは違うのでお手入れが大変になってきます。
本当に必要なものだと思うなら入れておいたほうがいいですよ。
月経カップ・たんぽん・吸水ショーツ・布ナプキン
月経カップ
月経カップは膣内に入れて使い、溜まった経血を捨ててまた使うのでゴミが出ず、漏れる心配がありません。
普段と同じように過ごせるのでラクかもしれませんが、ネックはお手入れです。
月経カップを使用した1日に1回は水かぬるま湯で、低刺激のせっけんを使って洗わないといけません。
避難所ではまわりに人がたくさんいるので、月経カップを洗っているのを見られると恥ずかしいですよね。
手洗いがあるトイレを使えるかどうかもわかりません。
お風呂で洗えたらいいですが、入れるかわかりません。
洗う時のことさえなんとかできれば、避難時に生理でもいつも通り過ごせます。


たんぽん
たんぽんは持ち運びもコンパクトですし、ゴミがそんなにかさばらないので避難時に使うにはアリですね。
普段使っていない人が急に使おうと思うと難しいかもしれないので、普段から使って慣れておくのがいいですよ。
たんぽんを使っても漏れる場合もあります。経血量に合ったサイズを選びましょう。
たんぽんは長時間使うのはよくありません。
8時間を超えて使わないように言われているので、忘れないように交換しましょう。


吸水ショーツ
吸水ショーツはナプキンがいらない画期的なショーツです。
洗って何度も使えるのでナプキンがなくても過ごせます。
しかし他の人と共同の水道で、経血をたっぷり含んだ吸水ショーツを洗えるのかという問題があります。
人目を気にすると洗えないのが吸水ショーツのデメリットです。
水が出ない時には洗えませんしね…


布ナプキン
布ナプキンも洗って何度も使えるので、使い捨てのナプキンではなく数枚持っておけばしのげます。
しかし布ナプキンも洗う手間があるので、人目が気になりますね…
干さないといけないし。
月経カップも吸水ショーツも布ナプキンも、お手入れさえクリアになれば避難時に使いやすいんですけどね。
どうなるかわからない状況ではなかなか使いにくいです。


生理用品が入っている防災セットを探そう
防災セットには女性用の生理用品が入っているものがありますので、いくつか紹介します。




使い捨て下着、T字カミソリ、ナプキン、タオル、ヘアブラシなど
女性のことを考えて用意されているものなので、「本当に必要なものってどれ!?」「何を用意したらいいのかわからない!」という場合なら女性用の防災グッズを購入するといいですよ。
セット内容を確認して、自分に合うものを選びましょう。
購入したままではなく、いざという時に使いこなせるように中身を確認しておくこと。
ここに自分に本当に必要なものをプラスして入れておけばバッチリですね!
どうしてもナプキンがない時にはラップと布で対処できる


災害はいきなりくるものです。
手元にナプキンがないことがあるかもしれません。
そんな時にはラップと布で簡易的に対処できます。
- まずショーツの股の部分をラップでくるみます
- その上にハンカチやタオルなどの布を乗せて履きます
- 経血で汚れた布を交換すれば、ショーツは汚れずにすみます
布やラップがあればできる対処法なので本当にその場しのぎですが、いざという時のために知っておいて損はありません。
防災グッズに最低限必要なもの


防災グッズは揃え出したらキリがないので、本当に必要なものを入れるようにしましょう。
防災グッズに最低限必要なものは以下のものです。
- 安全避難用品
- 情報収集用品
- 医薬品・衛生用品
- 水・食料品
安全避難用品
避難所に行く時など移動する時に必要なアイテムです。
ヘルメット・頭巾・滑り止めつき軍手・懐中電灯・ホイッスルor防犯ブザー
ヘルメットは防災グッズの中には入らないので防災グッズと一緒に置いておき、避難する時にかぶるようにしましょう。
ホイッスルや防犯ブザーは自分の位置を知らせる目的もありますが、女性には避難所での防犯の目的もあります。
有事に乗じて女性を狙ってくる輩もいるので、声を出して助けを呼べない時にホイッスルや防犯ブザーが役立ちます。
情報収集用品
電気がストップした場合でも情報収集できるように防災ラジオを入れておきましょう。
手回しやソーラー充電式のラジオなら電気が止まっていても充電することができます。
災害時には電波状況が悪くなりスマホが使えないかもしれないので、防災ラジオで情報を知るのは重要です。
医薬品・衛生用品
ケガをした時に応急処置ができるように医薬品や衛生用品を入れておくと安心です。
救急セットやマスク、ウェットティッシュ、生理用品など
避難所が体育館の場合は、履けるようスリッパを入れておくといいですよ。
水・食料品
水・食料品は大事ですが入れすぎると重くかさばってしまいます。
食料品はかさばらず日持ちするものを選びましょう。
水500ml×2~3本・野菜ジュース・カロリー補給ができる食品2日分・ドライフルーツやナッツなど
水と食料品は期限が切れる前に新しいものと交換するようにしてください。
防災グッズは思い立った時に用意しておく


防災グッズは用意しようしようと思いながら後回しになりがちです。
「大丈夫」なんてことはないんです。



本当に必要なものを入れるように
一度用意して年に1回、大掃除のついでに中身を確認するなどしていきたいですね。
ナプキンがどれくらいもつのかは、3年ほどはもつと言われています。
すぐに劣化するものではないですが、定期的に新しいものと入れ替えておくといいですよ。
女性は特に自分に合った生理用品を入れておきましょう。女性にとっては生理用品は本当に必要なものです!
セットになっている防災グッズを買うなら女性用を選ぶといいですよ。
自分の分だけではなく娘さんの分も必要です。
一緒に用意してもいいですね。
防災グッズを用意することで安心できるので、思い立ったら用意しましょう!


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